Y.S.C.C.フットサルの前身であるファンタース/ソールトラップ横浜を設立時から20年間、ピッチ内外で当クラブを支えてきたレジェンド、No.7&19 中野和也選手が2020-21シーズンをもってTOPチームの活動から退くことになりましたのでお知らせいたします。
今後はセカンドチームの監督兼選手として後進の育成に携わります。
引き続きのご支援をどうかよろしくお願いいたします。

中野和也選手 本人コメント

「私事ですが、この度第一線から、退くことになりました。
これまで支えたいただいたスポンサーの方々、いつも一緒に戦ってくれるサポーターの方々、クラブに携わるスタッフ、ご家族の方々、凌ぎを削ったトップ、セカンド、ネクストのみんな、かつての仲間たち、
本当にありがとうございました。
みなさんのおかげで、今があります。
在籍20年!?
勝手ながら、折角の機会なので 振り返ってみると、大学入った頃に高校の友達同士で作ったチームから、ここまで約20年。
当時は思っても見なかった光景が今はあります。
何度か大会に出ているうちに、全日本選手権に出てみようとなり、惨敗。そこから、競技チームとして活動する様になりました。
SALL-TRAPというみんな上手いのに、試合には5,6人しかいなくて、勝てないチームと一緒になって、県リーグ優勝、創設された関東2部へ参入。
立役者だった秋元くんはピッチに立てず、ガンで亡くなってしまった。
関東2部を3シーズンで降格。その後も、メンバーを集めて、再参入を目指しましたが、参入戦止まり。
このままでは秋元くんと作ったチームがなくなってしまうと、想いを紡いでいくために現GMの渡邉を中心に動きました。
話を聞いてくれて、共感してくれたのがY.S.C.C.でした。
そこから、次世代の中心メンバーが入ってきてくれて、サポーターの圧倒的後押しを受けて、全日本選手権県大会を制して、関東大会に行けるほどにはなりましたが、神奈川県リーグから関東リーグへ参入することは叶いませんでした。
そこから、更にチームを発展、継続していくため、 Fリーグを目指して、動くことにクラブの理解が得られ、参入が認められたのが3年前。F2が創設されるタイミングでした。
そこで、選手としてはもう限界を感じていたので、退こうと思っていましたが、仕事等で全ての活動に参加できない自分をチームが受け入れてくれて、Fリーグへ。
Fリーグ参入にあたり、あの稲葉洸太郎がチームに加入。
ずっと観戦していた世代のトップ選手が同じチームにいる…2年間ずーっと違和感しかありませんでした（笑）
洸太郎の力を活かして、みんなで強度高めて、2年目でF2優勝。 遂に、F1へ！
個人的にもピッチに立ちたいと思っていた理由の一つに、須釜純平（ガマ）の存在がありました。
ガマは同じ高校出身で、Y.S.C.C.となってから、チームに加入しました。
面識はありませんでしたが、やたら、先輩扱いしてくれたので、可愛がっていました（笑）
当時、カラダ作りに1番コミットしてくれたのがガマでした。
週2回のウェイトトレーニングを課されていて、平日1回、土日どちらか1回をよく2人で、たまに誰かも一緒にやりました。
平日は特に仕事終わってからスポセンに集合してメニューをこなす。相当キツイので、今日は妥協したいなと思っていてもガマは常に全力で追い込んでいたため、負けじと自分もこなす。
そんなことを繰り返しているうちにカラダに自信を持って、プレーも自信を持つ様になったガマは当時関東チャンピオンのリガーレから関東大会で2得点。 その喜んでいる姿は今も鮮明に覚えています。
その後、病気で亡くなるまで、3年間の闘病生活、ガマらしく闘ってくれました。
そのガマが背負っていた番号19番。
F1のピッチで戦っているところををガマに見せれなかったのは心残りではありますが、ピッチで19番を背負っている時は一緒に試合している感覚でした。
試合はとてもキツかったけど、楽しかった。
長々と書いてしまいましたが、本当は携わってくれた方々の名前を出して、じっくりと振り返りたいところですが、それが叶わず、申し訳ありません。
でも、携わってくれた方々のおかげで今があり、これからがあると思っています。
チームのみんなには一緒にトレーニングしたり、プライベートも支えてもらって、何とかやって来れました。
感謝！ありがとう！
これからも相手してね（笑）
第一線は退きますが、クラブには携わって、微力ながら、力になれたらと思いますので、引き続き、宜しくお願い致します。
また、F1は残り3試合と全日本選手権があります。
厳しい戦いを強いられていますが、これも、チームが成長するためには避けて通れないもの。
みんなで最後までやり切りますので、今シーズン残り試合も応援宜しくお願い致します！」

Y.S.C.C.横浜フットサル
No.19
中野 和也